さっぽろ発 9割がグルメ記事

札幌在住 北海道の食・釣・遊

黒魔術 獣毛加工品大量生産

6月の釣りに向け フライ(フライフィッシングの毛バリ)をたくさん作りました。






ローソクはアロマキャンドルで 作っている間ずーっと付けてました。

グラスにはお酒(奥に写っていたジン他 コニャックなどを飲んでいた)。

そして 作っている時の音楽はいつもラリーカールトン。

釣りの師匠にCDを借りてからハマったので フライを作る時はこの手の音楽を聴く。

道具だけ見たら黒魔術みたいだけど おしゃれな感じでしょ?


作る工程は


まず バイスと言われる万力のようなものに針を固定する。







そしてこれが糸を付ける ボビンホルダー。

これがないと糸まきがコロコロして 大変なことになる。







鳥の毛(ハックルケープ)から1本を取る。







そしてそれを針に糸を下巻した後に固定。

 





そして糸にまた別のダビング材という毛を寄り付けながら 針に巻いていく。

これが虫の胴体となる。






これが虫の胴体が出来た後






それに 先ほど固定した羽を引っ張りながら巻いていく

これが巻いた後






そしてシカの毛。

浮力が強く水に沈みにくいこの毛を使って 虫の羽を表す。








適量を取って付ける。

しかしELLは初心者。初心者にありがちな毛の付け過ぎでいつもメタボなフライが出来上がる。 







そして先端をカット。







これが 最初の写真で グラスに横たわっていたウィップフィニッシャー。

糸を結ぶ道具。

これを使って糸を結び 糸を切った後に切った所を接着剤で固定


 



これが出来た後。







たくさん

 


 




今日はエルクヘア・カディスという種類しか作りませんでした。

これが私の作り方の知っている種類の中で 2番目に簡単に作れる。

しかも釣れる。




このフライを作る作業からもう釣りは始まります。

  このちょっと毛の色が濃いのは昼間に使おう・・

  夕方暗くなる時は視認性が悪くなるから 明るい色で大きめの奴をつくろうとか・・

釣れる姿を想像しながら。




フライの完成品も売っている。

しかし1つ300円~500円。

水に濡れて壊れたり、ひっかけて無くしたり、ウグイが釣れてヌメリが付いて使えなくなったり

下手したら5分くらいで壊れてしまう事もある。

だから作った方が経済的、不格好な出来でも作っている時が楽しい。







でも やっぱり本に出ているのとか 売っている完成フライと比べると全然違う。

やっぱりメタボな仕上がり。




それでも 魚は釣れている(もっと上手に作れば もっと大きいのが釣れるのかも)


そして 女性も騙して釣った(笑)

    当時まだ友達だった彼女が 知らないでこのフライの入っている箱を開けて

    虫だと思ってびっくり、怒られた(笑)。

    でも その後、それがきっかけで仲良くなって付き合うことに



これを作っている間、24時間家にいて 取った食事はチーズだけ。

終わった後、外食に行きました。

次回、久々の外食記事(外食ネタはいっぱい貯まってます)

内容は 「ババァとの対決 ?」です。

 

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