道民には目が留まる一品だった。
さて本題。
釣り記事。
釣りの時期が近づいている。
ほぼ釣り具に触れていない、そろそろ準備をしなければ。
毛ばり(フライ)の準備が出来ていない
スッカスカ。
それで 急いで作成しなければ。
その作成(フライタイイング)の手順を紹介しようと思う。
ただこの釣りの用語は 本当に横文字が多い。
それで 作成手順をなるべく日本語で紹介しようと思う。
道具を置くのに買ったもの ヤフオクで約2000円だった。
針は色々な種類がある。
今回は 10番(#10)を選択。
浮かべる毛鉤用としては大きめ、でもこれが北海道。
作るのに 針を固定する道具は もう20年物。
固定道具+作成道具+材料で8000円ぐらいだったと思う。
エルクヘアカディス
これは日本語で表現すると分かりにくいのでそのまま表示。
初心者が最初に作る 毛ばりとして紹介されているもの。
ELLもこれから入門、今でも使うが よく浮かぶし 釣れる。
① 下巻き
固定道具に針を挟み、糸を下巻き。
これは後から針に付ける毛を滑らなくする為で必要最小限の巻き数。
巻き数を多くすると重さに繋がるので 浮かべるフライには相応しくない。
② 昆虫の胴体の毛を表現する為の準備
同じ大きさの毛が入ったもの。
鳥のはく製の様な形の方がお得だが 初心者には使いきれない。
初心者には割高だけど こちらの方が使いやすい。
上から下に毛並みに逆らってしごき 羽を広げる。
そして 下の部分をカット。
それを針の後方に当てがい 糸を数回巻いて固定。
③ 胴体を作る
浮かぶ毛ばりには相応しくない 毛が水を吸う種類もあるので注意。
まず こうした蝋の様な物を糸に塗る。
無くても良いが この方が後の作業が楽になる。
そして少しだけ毛を取り 糸により付ける。
そしてよりつけた色を針にグルグルと巻いていく。
これが胴体。
昔はただ巻いていたが 今はかなり力を入れて巻く。
緩く巻いてしまうと 水を吸って沈みやすくなるとか。
④ 昆虫の胴体の毛を表現する毛を巻く
先に付けておいた毛を専用の器具でつまんで 針に巻いていく。
つまんで少し引っ張りながら巻いていくが
つまんだ先の毛が千切れて外れやすいので注意。
こうして等間隔に巻くと 虫の体節とか毛の様になる。
糸を2回ほど巻き固定して 余分な毛を切る。
⑤ 虫の羽を表す毛を付ける準備
色々な色を買ったが 変な色は魚の反応が悪い。
それで 2色ぐらいで十分だと思っている。
- 着色していないもの(左) → 浮かびやすい
- 黒 → 逆光の時とか魚が変色している時に
この阿寒湖の時は 黒い毛針を持っていたら 釣れたのかも。
上の毛を切って 短い毛やうぶ毛をとる。
この2重になった筒をバラバラに。
入れるときは毛がバラバラ
外の筒を上の画像の状態に戻して 硬いものに数回打ち付ける。
そして外の筒を慎重に外すと
こうして毛先が揃っている。
⑥ 羽を付ける。
ここが一番難しい。
- 毛のつまみ方
- 毛の付ける位置
- 毛が針の上に綺麗に乗るかどうか
2巻きは緩めに巻いて 3巻目力を入れて締める。
面ではなく線で巻く
以前は面で巻いていた つまり2巻目、3巻目~ 少しずつずらして巻いていた。
それによりこの羽が抜けにくい様な気がして。
でもそうそう抜けないし 前方にずらしていくと 針を結ぶ部分が隠れてしまう。
その為 ほぼ同じ場所に重ねて巻くようになった。
そして毛を切る。
上方向につまんで切る 前方に伸ばして切る。
紹介するものによって バラバラだったりする。
上記 線で締めた部分を 接着剤で固めて完成。
きちっと留まっていれば無くてもOK。
以前は 使った毛鉤をばらして 再度巻くために 接着剤不使用だった。
上から見るとこんな感じ。
あまり横に広がると 川面に投げる時にくるくる回ってしまう。
作成方法が変わった
こればっかり作っていた時は 鳥の毛を沢山付けていた。
そして長さもかなりあった。
毛のボリュームがある方が 毛鉤が浮く、沈みにくいと思っていた為。
その時はこれを使っていた。
でも液体のものを使う様になって
ボリュームは それほど重要ではないと分かるようになった。
それから ボリュームダウン
短く少なくなっていった。
昔は毛の量が多くて 針を結ぶ部分が隠れて 糸を結べない物も沢山。
今作っているのは
毛のボリュームが少なくなったので 針を通す輪が見えるものばかり。
浮かべる種類はこれくらいで良しとした。
と言っても 今回紹介した毛鉤を5つ作っただけ。
次はいつになるか不明だが 違う種類の毛鉤を紹介します。
日本語禁止ホールみたいで
釣り記事を 専門用語禁止で記事を書くって かなり難しい。