持っている道東
今年の釣りの計画
シーズン前にこんな記事をアップした。
その時点では 朱鞠内湖釣行だけ決まっていた。
コロナで中止の心配もあったが 無事に行けて数年ぶりにイトウをキャッチ。
他の計画は決まっていなかったが 上記記事の一番最後に野望を書いた。
今年は今まで釣った事がない魚種を狙ってみたい
屈斜路湖の釣り
釣った事がない魚として2つの魚が浮かんだ。
一つはコロナの影響で諦める事となった。
そしてもう一つの魚を求めて選んだのが この季節の屈斜路湖。
林道
屈斜路湖はニジマスやアメマスも釣れる。
そして今回の魚種は10月~11月初旬がシーズンで、釣れるのは西側と聞いていた。
上記屈斜路湖プリンスホテルの上側を拡大すれば分かるが
国道と湖の間に道路が通っている、そこが良いポイントらしい。
林道を入っていくと 50台以上の車が路肩に停車していた。
道路から湖もすぐなので 釣りをしている人の姿も見える。
小さな川が流れ込んでいる良さげなポイントは車だらけ、やはり遅かった。
結構奥地まで行って 駐車できるスペースを見つけたのでそこに決めた。
温かそうだから薄手のウェーダーを。
超遠投用の竿との2本持って湖畔に降りようと思ったけど
3分もあれば車に戻れそうだから1本のみで。
もちろんこの竿だ。
準備をしていると 2人のルアーマンが戻ってきた。
釣果を聞くと「うぐいだけ」とテンションの下がる返答が…
6:30頃 釣り開始
湖畔に降りると 左側は4人が等間隔に並んで竿を振っていた。
その右はガラ空きでかなりのスペースがある。
多分 帰っていったルアーマンがやっていた場所だろう。
時々魚が跳ねるのは見える。 そして小魚も足元に沢山。
しかし 目的の魚種は確認出来ない。
予習で見たYouTubeでは 簡単に釣れて周りにウヨウヨ居たのに。
この鏡の様な水面のせいか 誰の竿も曲がって居ない。
中段右側のオリーブ色のを結んで釣り開始。
ニューアイテムに魂を入れたいが 釣れる雰囲気まるで無し。
日の出に来れば釣れたのかな?
ただこの竿とラインは気持ち良いくらいに飛距離が出るから楽しい。
時合?
左側の釣り人の「キタっ」と言う声が風に運ばれて聞こえた。
竿が弓なりになったが 魚がジャンプしてすぐに外れた。
YouTubeでもかなりバレているのを見た、他の魚よりバレる率が多い気がする。
今のはヒメマスだったと言っていた。
そしてその隣の人もすぐに
「おおっ 今俺にも反応があった。魚が岸に寄ってきているんじゃない?」
と期待してしまう会話が…
魚は餌と思って食いつくわけではない
自分のテリトリーに入ってきた他の魚の威嚇の為に食いつくとか。
そして鮭と同じ様に 赤い色が良いとも聞いた。
反応が無かったので赤色が入ったフライに結びなおした。
しばらくすると反応。
と言っても ちょこっとつついただけ?
でもその数投後、確実な重みが…
7:52
念願のオスのヒメマス
ジャンプしないからうぐいだと思っていた。
でも寄せてくると赤い色が見えたので ヒメマスだと確信して興奮。
鮮やかな婚姻色と
せっぱりと言われるワガママボディー(オスだけがこうして背中が盛り上がる)
このワガママボディーのせいか
サイズ以上に引きが強い。
撮影に数枚付き合ってもらったあとに 湖に帰ってもらった。
入魂終了!!
その後 左最上段の右側4つ。
湖に住んでいるエビをイメージしたフライを意識したもの。
すぐに反応があったが またもやバレた。
気が付いたら楽園?
途中気が付けば 周りにヒメマスがウヨウヨしている。
岸から10mぐらいの所で釣りをしていたが 自分より岸側の方にも居る。
数えてみたら竿の届く範囲に10匹も。
ただ視認できても釣れるわけではない。
フライが目の前を通っても無視される(これは自作フライとテクニックのせい?)
9:21
フライチェンジ後すぐに2匹目。
もうすぐ取り込みと言う距離でもジャンプして抵抗した。
ネットを使わずに そのまま岸に下がってずり上げた。
イカツイ顔に 鮮やかなワガママボディー、ほんとカッコよい魚だ。
そして今回のフライ。これで釣った事に価値がある。
かなり作成手順の多いグレーゴースト
あくまでグレーゴースト風ではあるが数年前に5本作った。
支笏湖で使ってみたが 今まで一度も釣れた事が無い。
残りの1本だけずっとフライBOXで眠っていたがようやく活躍出来た。
3本釣れたら 食事にしようと思ったが その後が続かない。
湖畔の宴
諦めて宴に(笑)
食事中も目の前でヒメマスがジャンプしている。
左手の釣り人4人が並んでいる方を見ているとジャンプしている数が少ない。
後から来たのに こちらの方が魚影が濃いのは持っているのかも。
カップラーメン後、コーヒーを楽しみながら ある所に電話を…
そしてそちらに向かう。
それは予定として確定はしていなかったが 案として考えた場所へ。