支笏湖の釣り 20211127 AM
前回はほとんど風が無い日。
そして釣れると言われる水温10℃には届いていない。
今回は風がある。
と言っても、途中猛吹雪で引き返そうと思ったぐらい。
でも支笏湖近くになると晴れてくれた。
真っ暗なうちから始めた。
時折 雪がチラチラと。
水温は釣れると言われる10℃以下には達している。
そして風があり水面が動いているから
スレまくっている支笏湖の魚の警戒心も薄れるはず。
水の中に結構色々あるのか根がかりしてフライをロストする。
でも沢山フライを作ってきたから心配ない。
前回はライズする魚も見たし 近くの釣り人が魚をかけたりしたが
この日は魚っけがない。
過酷
氷点下近くの外に数時間居るのは大変。
フライの場合は竿を振り回さなければならないのでバックスペースが必要。
しかも湖岸は枝がせり出しているので より深い水深の所でまで行く。
冬用のウェーダーだが足元からも冷気が襲う。
尚且つ フライフィッシングはリールとロッドでフライを操作するのではなく
キャスト後に糸を手繰り寄せてフライを操作する。
つまりは指先は寒い中、ずっと濡れている状態。
どんどん体温が奪われていく。
寒すぎるから 途中は直接カイロに触れる事も。
やがて強い風が吹き出し湖面が荒れてきた。
荒れれば荒れる程 釣りには良いと聞く。
でも波が高過ぎて上半身まで波がかかる状態に。
もう限界。
一旦、車で暖を。
この後 雪と吹雪は収まった。
移動してモーラップ付近で竿を振る人を眺めていたが
ぽっきり心が折れてしまい 湖に降りる事は無かった。
戦歴
雪が枝について樹氷に似た風景を見ながら支笏湖を後にした。
支笏湖2連敗。
いや…
9連敗。
札幌から近いが日本一難しいと言われる支笏湖。
通えば報われると言うが…