さっぽろ発 9割がグルメ記事

札幌在住 北海道の食・釣・遊

北海道 上富良野町 / 雪はねボランティアツアー

 十勝岳連邦の麓で パウダースノーと戯れる・・・ 
    
ん? 
ゲレンデじゃない。 
    

雪かきボランティアツアー

これだ。 
 
 ツアーパンフレット  
こんなツアーに参加してみたのだ。 
    
  

 ツアー内容は

バス移動中に朝食、その後雪はね作業。

www.ellelo.work

   

雪はね開始
このツアーだんだん人気が出てきているらしく 
今回初めて30人越えになったと言っていた。   
   
上富良野町の役場が用意してくれた除雪道具を持って現場へ。 
   
ここは上富良野の町営住宅。 
高齢の為 除雪がままならないお宅があるのだ。 
   
5~6名で1チーム。 
  
さっそくとりかかる。 
屋根の雪庇と 窓にかかっている雪を取り除く。 
   
雪は基本的にパウダースノー。  
しかし運ぶのは屋根から落ちた氷を含んでいる雪の為 かなり重たい。 
結構な重労働で、汗だくだ。 
   
1軒が終わると小休憩、 途端に身体が冷える。 
しかし 綺麗になった家のお年寄りが出てきて オヤツを渡してくれたり 
「お茶飲んでいって」とか言ってくれたり 心は温まる。 
  
あと メンバーに隠れて飲んだ これでも温まる(ニヤリ) 
    
ELLのチームは かなりのペースでやったので 予定よりかなり早く終わった。
 そこで地元の人と談笑していると 困っている婆ちゃんが登場。
 
 地元の業者が屋根の雪だけ下ろし
「そこまでのお金は貰っていない」 とそのままにしていったのだ。
 
このままでは 窓が塞がったまま、下手したら窓ガラスが割れてしまう。 
    
メンバー誰一人文句なんて言わない、
バスに戻る事無く その家の除雪に取り掛かる。
 
この曲がった腰では除雪なんて無理だろう。 
お婆ちゃんは何度も何度も礼を言ってくれた。 
   
最後は 参加者総出で この家を。 
最初は屋根と同じ高さまで雪があったのだ。 
   
時間の関係で 全て綺麗に出来なかったのが残念。 
他の参加者の方からも「もう少しやってあげたい」との意見もあった。 
しかしツアーのスケジュール上 それ以上は出来なかった。 
   
町営住宅から出てきて手伝ってくれた 60代くらいの方が居た。
 
地元の方かと思いきや 
1人で住んでいる親の家の除雪だけの為に 関西から帰省したのだとか。
 
高齢化で除雪の手が無い。 
それがこの地域の現状なんだろう。  
    
通りがかりの人の中に 
「この除雪して そのアルバイト代は町から貰うの?」 と聞く人が居た。
 
ボランティアと言うと不思議そうな顔をしていた。 
お金を払ってまで来ていると言うと モノ好きな集団に思われるのかも。  
 
人に感謝される、とても良い体験をさせて貰ったと思う。 
そして このツアーの続きへ。  

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