釣り場のHOWTOもの2記事目は 今がベストシーズンの朱鞠内湖。
朱鞠内湖とは
雨竜郡幌加内町にある人造湖。
朝の景色は幻想的で素晴らしい。
ここは漁協があり幻のイトウが守られている。
北海道でイトウと言えば ここか天塩川。
天塩川は遠すぎるので行けない。
朱鞠内湖で釣れる魚
イトウ
2017年、朱鞠内湖初挑戦でいきなり釣れてくれた。
50㎝と小さいが大満足。
それから毎年通っていたが
2018年 2019年は釣れてくれなかった。
昨年3年ぶりに釣れてくれた。
漁協の人に「釣れました?」と聞かれるが それはイトウの釣果。
サクラマス
初挑戦の2017年、2019年に釣れた。
ヤマメの成魚であるが ホント綺麗な魚だと思う。
アメマス まだ釣れた事無い
ウグイ ここでも釣れやがる(笑)
ワカサギ 冬は穴釣りが人気、春以降は上記魚の捕食対象となる
アクセス
札幌からは約200㎞。
この地図では 途中まで高速道路+275号の 最短ルートが表示されている。
おススメは高速を目一杯使ったルート(札幌インター→士別市 料金4310円)
注意点
一番近いコンビニは士別市
一番近い士別市のコンビニまで約40㎞
買い出しは士別市で済ませておいた方が良い。
朱鞠内湖付近で水は売っていない
湖畔にも自動販売機があるが なぜか水だけ売り切れ。
コンロ等で水を使う人は 士別市を出る前に購入する事。
野生動物
高速道路では心配がないと思うが
それ以外はキタキツネが飛び出してくる危険がある。
朱鞠内湖周辺の施設
宿
レイクハウスしゅまりない
釣り人風味満載の人気ホテル。
湖畔まで徒歩数分。
イトウのシーズンは 旅行サイトでの予約は停止、直接電話での申し込みとなる。
共同トイレ、風呂も夕方ぐらいしかやっていない。
しかしそんなマイナスポイントを吹き飛ばすくらい名物料理が絶品。
2018年の年間の一番美味しかった物として このダッチオーブンを選んだ。
昨年はコロナの影響で残念ながら弁当だった(かなり美味しかったけど)
美し乃湯温泉
レークハウスしゅまりないが取れなかったら 次の選択肢は士別市。
最安値は カプセルルームのここ?
食
レークハウスしゅまりないは土日のみランチが出来る。
(今は コロナの関係でやっていないらしい)
それ以外は湖畔から一番近い(14㎞)ここ。
または士別市まで行くかになる。
ちなみに 幌加内の名物は蕎麦、士別市は羊料理が有名。
士別市に24時間営業の飲食店は無いので注意。
トイレ
湖畔の管理棟の隣にある。
朱鞠内湖の釣り方
残念ながら教えられるほどの腕は無い。
ワカサギを捕食しているので それらしいフライを使っている。
イトウの実績のあるフライは…
2017年は 白のマツーカ。
2020年は 紫のマラブー。
朱鞠内湖のルール
遊漁料が必要
管理棟にあるつりけんくんで購入。1日券が1,100円。
昨年からインターネットでも購入可能になった。
バーブレスフック&シングルフック
魚体を少しでも傷つけない様に
右の様にカエシの無いバーブレスフックのみ利用可能。
他 ルアーによくあるトリプルフック、ダブルフックも不可。
渡船がおススメ
管理棟からすぐの前浜でも釣りをしている人が居る。
朝は大型魚がウロウロしているのが見える。
しかし見える魚ってなかなか釣れないもの。
他でも丘から釣れる場所があるが
少しでも釣れる可能性を高めたいのならば渡船をおススメ。
要電話予約。
朝に これを書いて管理棟に提出しておく。
出発は4時。
時間になると船の周りに人が集まってくる。
ポイントが未記入の方は 漁協スタッフが人数や釣り方によって
何処に連れていくか考えてくれる。
ちなみに帰りの船の時に必ず「どうでした?」と聞かれる。
1本でした(もちろんイトウの事)
サクラだけ。
ダメでした。
そうした直前の情報を考慮したうえで釣り場を決めてくれている。
だからこそ 渡船は有利だと思う。
そして数隻の船に乗り合わせて ポイントに降ろされる。
降りる所は船着き場などはなく 普通の地形に降ろされる。
だいたいが膝上の水深のある場所なので 船に乗る前からウェーダー着用。
渡船の注意点
ロッドは昔はケースに入れていったが邪魔になるので、ロッドベルトに変更。
そしてリュックには次の物を入れている。
- 飲料 食料
- コンロ (無人島で食べるカップラーメンや珈琲は格別)
- 携帯のバッテリー (ライフラインのひとつだと思う)
- 傘(雨宿りする所は無い、合羽で雨をしのぐより傘があった方が良い)
- スリッパ(休憩する時にウェーダーを脱いだ方が楽)
- レジャーシート (これは後で述べる)
以前 お迎えの時間を変更するのに漁協に電話した事がある。
おそらく全域で携帯は繋がると思うので緊急時はなんとかなるのかもしれない。
でも次の事は頭の片隅に置いておいた方が良いだろう。
トイレはもちろんない
今まで使った事は無いが 念のためトイレットペーパーは持って行く。
ただ無人島に降ろされても カヌーやボートの人が上陸している事もある。
パンツをおろした所を見られる恐れあり(笑)
熊の危険も
降ろされた先が 島であれば危険は無い。
陸続きの場所だと キツネや熊の危険がある。
以前 漁協スタッフに熊スプレーを持たされていた人も居た。
レジャーシートを持って行った方が良い
初挑戦の年、楽しみで前夜寝られなかった事もありフラフラに。
朝に予報にも無かった雨が降った為 仮眠を取ろうにも
泥だらけになるので寝られなかった。それからレジャーシート必須とした。
寒さ対策
今まで寒かった事は無いが やはり寒さ対策は必要。
5月上旬、6月上旬ではネオプレンのウェーダーじゃないと無理かも。
気後れしない
みんなネットがデカい、そしてシムス・パタゴニア着用率高し。
みんな高級ファッションに身を包んだ一流のアングラーに見えるので緊張する。
初年度はベストこそシムスだったが 後はホームセンターで買った合羽(笑)
実績
ポイントは全て お任せのポイント (日付をクリックすれば過去記事にジャンプ)
2017年5月22日 葵島 イトウ50㎝ サクラマス30㎝
2018年5月20日 展望岬 0匹(一匹はかけるも トラブルでバレた)
21日 ハッスル岬 0匹
2019年5月19日 鷺島 0匹
20日 浮島 サクラマス 37㎝
28日 北大島 0匹
29日 菅原 0匹
2020年5月22日 鷺島 イトウ45㎝
22日 ミナガワ? 0匹
23日 葵島 0匹
上記を見たら分かる通り 圧倒的に何も釣れない時の方が多い。
下手なのもあるが ワカサギを除いて 生命反応すら感じない時もある 。
以前 全く魚っけが無い時は 同じ島に渡された人と
竿を置いて 1時間超話していた事もある。
でもチャンスはいつ来るか分からない。
昨年は 日が高くなり諦めていた時に10時お迎えの船が遠くに見えた。
「あれに乗れば良かった」と思った時にその日初めての反応。
イトウが釣れてくれた。
船の波により水が動いたので魚の捕食スイッチが入ったのだろう。
今年は 昨年買ったスイッチロッドを使いたい。
今まで釣れたサイズのイトウならそのロッドで問題ないが
デカいのが釣れるとちょっと不安なので 今年の朱鞠内湖はお休みとした。
来年以降 スキルアップして挑戦したいと思っている。